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介護老人保健施設 あげお愛友の里

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薬剤師  松永 悦子

~薬を出す、
薬を減らすのが仕事~

子どもの頃の風邪薬

松永 悦子

薬剤師になろうと思ったきっかけは、子供の頃に飲んだ風邪薬です(笑)。
子どもの頃は体が弱くて、よく風邪をひいていました。でも風邪薬を飲むと症状が軽くなって、「なぜだろう?」って思っていました。
特別な薬ではなくて、市販の風邪薬なんですけど、「薬って不思議だなぁ」と思ったのがこの仕事に興味を持った最初の理由でした。

薬を減らす

松永 悦子

治療のための薬ですが、副作用もあります。
例えば精神安定剤は、気持ちを落ち着けますが、覚醒が低下して、転倒や誤嚥のリスクに影響することも。
「多剤併用」のご利用者様には、病気の治療状況を見て、薬を減らしていくことも生活機能の向上、事故防止に必要なことがあります。
経管栄養の方で薬を半分まで減らして、3食お口から食事が摂れるようになった方もいらっしゃいました。
薬を出すのも、薬を減らすのも、どちらも薬剤師の仕事です(笑)。

納得してもらえる薬物治療であること

松永 悦子

「長年飲みなれたお薬だから変えたくない」、「薬を飲んでいないと不安」・・・薬には、さまざまな思いが詰まっています。それが医学的に正しいか、誤っているかでは割り切れないこだわりをお持ちの方も多いです。
だからこそ「正しい服薬」について、ご本人さまもご家族にも納得していただける薬物治療を心がけています。
リハビリなど他の治療にも影響するので、多職種にも納得してもらえるよう丁寧な説明を心がけています。